超一流の「気くばり」 野呂エイシロウ 能力より、スキルより、大切なこと
放送作家で戦略的PRコンサルタントで、「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」や「ザ! 鉄腕!
DASH!!」など人気番組の放送作家である野呂エイシロウさんが、放送作家として培ったノウハウで企業戦略に応用した。その戦略のひとつである「気くばり」について書かれています。
概要
仕事をしていると、例えば、こんな悩みってありませんか?
・苦手な相手と、良好な関係を築くにはどうすればいいんだろう?
・会議の場で、うまく空気を読んで発言するには?
・「この人とは、いつもプロジェクトが円滑に進む」と思ってもらうには?
・相手の気分を害さずに反対意見を言うには?
せっかく仕事をするなら、関係者みんなが「機嫌よく協力し合って、成果を出せること」、いわば「安心してビジネススクールを楽しめる」状態を目指したいですよね。
優秀な経営者と売れっ子芸能人には、ある共通項があった。
それは「すべての人に“気くばり”をせよ」ということです。
ビジネスの世界では、「関係者が、みな機嫌よくパフォーマンスを発揮」しなければ、成果は上げられません。
どれだけ「仕事の能力」が高くても、「気くばり」ができない人には、誰もついてこない。だから「気くばり」こそが何よりも重要なのです。
と。
ココが分かれ目!
一流は、〇〇
二流は、△△
といった切り口で語られています。
ちょっと紹介すると、
第1章 No.3
一流は、自分を大切にする。
二流は、自分をおろそかにする。
の中で、深い~お言葉がありました。
「自分が喜ぶことなら、相手も喜んでくれるに違いない!」とは過信しないこと。
感謝されないこともあるから、「他人とは、分かり合えないくらいが自然」と思え。
このように割り切れば、落ち込むこともありません。
第6章 No.30
一流は、会議でうなずきまくる、相づちを打ちまくる
二流は、ただ黙っているだけ
これは、自分への戒めとして選出しました。何も発言しない奴は、会議室の空気の無駄だ!と言われるとへこみますよね。そんなことにならないように、リアクションし、発言する努力をすれば、かならず必要なメンバーになれるということです。
このような「気くばり」が、全8章、39項目に亘り披露されています。
〆
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