こんにちは、まるひろです。

わたしが暮らすマンションは、約110戸の方々が生活されています。

わたしが、このマンションに住み始めて、数年後に30年が経とうとしています。

その間、いろいろありましたが、

今は管理組合と自治会が一体となって運営

されています。

はじめは、管理組合と自治会は、別々に運営されていました。

ところが、年月が10年ほど過ぎたころからでしょうか、当時の子どもたちも大きくなり、地域の運動会などの行事に参加する人数が徐々に減っていきました。

しかしながら、自治会は、

市からの行政委託

を受けて、マンションの花壇の植え替えやマンションまわりの溝や草むしりなどの

義務を負わされて

いました。

では、自治会をやめればいいのでは、というご意見もあるかも知れませんが、

周りの町内会がそれを許してくれません

でした。ちゃんと掃除しなさいよ!というわけです。

そりゃそうか。

このことから、法律的には参加不要とはいっても、マンションに関わる義務が生じている以上、

自治会に参加しない住民

がいることは、参加している住民の不満が大きくなる原因でもありました。

そこで、

管理組合と自治会の一体化

を考えました。義務があるから、こうするしか。。。

自治会長であったときに、管理組合の会合に出席し、自分で作った資料で、自治会に参加しないことの不公平さを訴えました。

そして、ついに管理組合の中に、自治会担当役員を設けるという形で、

管理組合と自治会の融合に成功

しました。



そして、輪番制の管理組合役員に加え、隔年輪番となる人たちも加え、役割増加に対応したのです。

この仕組みは、今まで10年以上も引き継がれ、なんとか機能しています。

気がつけば、私たちの子の世代が、次の担い手になるまでに成長してくれています。

当時、義務がいやでバラバラになりかけた自治会の機能を継続できたことは良かったと思いますが、

義務意外の楽しい面が失われていった

ことは残念です。

それは、自治会発足当時、各家庭の家族構成や趣味などのかわら版を作って、ご近所さんつき合いが広がり、みんなでもちつき大会や慰安旅行を実行するなどした思い出がありましたが、わたしらの子の世代は、管理組合の中に自治会部が存在するため、

レクリエーションのための支出は抑えられ、

市やまわりの町内会への協力をするだけの、つまらない組織になっていることです。

大昔は、義務だのなんだの言わずに、ご近所で楽しんでいたような気がしますが、大人は大変だったのかも知れません。

義務の不公平を無くすために、管理組合と自治会を統合したことは良かったと思っていますが、自治会本来の楽しい部分を生かすようなことも考えられたらよかったと思います。