2月24日 読売新聞 の記事には、「日本酒 EU 「禁輸」の危機」という記事が載っていました。

 いったい、どういうことでしょう?




 どうやら「包装・包装廃棄物規制案」というのが、2030年以降実施されるらしい。

 欧州で和食のレストランをされている経営者の方や輸出先を苦労して開拓された方にとっては、大変な問題でしょう。

 また、欧州で暮らす日本人は、日本酒が飲めないという馬鹿げたことになるのですぞ。


 当然、政府はこれを黙って見ているわけではないのですが。。。


 そもそも、どんな規制かというと、「瓶や缶の再利用や再資源化を義務付けている」そうで、「日本酒は、現地で瓶を洗って再利用するのが難しい」そうだが、そんなことがあるだろうか?

 ワインの瓶も同じではないかと思うが、何が違うのか!?


 ジェトロのビジネス短信によると、

ガラスや紙・段ボール、アルミニウム、プラスチックなどの特定の原材料に関しては、リサイクルが可能な割合に応じて、95%以上がリサイクル可能なグレードAから、70%未満のグレードEに分類。2030年1月以降はグレードEを実質的に禁止し、70%以上のグレードDをリサイクルが可能な設計の最低要件とする。

日本酒を現地生産して瓶を回収するしか手はないのだろうか?

日本酒を現地生産するのは非現実的だ。

瓶を引き取ればいいのではないか?コストが見合わないかも知れない。

日本酒の瓶に別の商品を詰めて逆輸入して回収すればペイするんじゃないか?

なーんて、言うのは簡単だ。


EU域内への輸出額は22年で約20億円と書いてあるが、意外と少額な気がする。


とにかく、外国にも憧れて、日本酒が好きな身としては、非常に気になる話題である。